組合について

理事長あいさつ

石川県箔商工業協同組合 理事長
蚊谷 八郎

「四百年の歴史を持つ金沢の金箔」

金沢という街の顔は、歴史と文化だとよく言われます。加えて加賀藩の文化重視政策の伝統を受け継ぎ、今なお、伝統文化、ものづくりの精神が市民生活に息づいており、その中のひとつである「金沢箔」は、職人の技と心が今に受け継がれ、国指定の伝統工芸品として位置づけられています。現在、金箔は国内生産量の約99%が金沢で生産されているという際だった特色を放ち、金沢を代表する産業の一つとなっています。

また、金箔は、建築、美術、工芸をはじめとする様々な分野の装飾素材となっており、これまでに金閣寺・中尊寺および日光東照宮などの神社仏閣の修復に大きな役割を担ってきています。しかし、経済のグローバル化や地域経済の浮き沈み、ライフスタイルの変化の影響を受け、今は厳しい状況下にありますが、この厳しい状況を克服するためにも、時代にあった新しい需要の創出、新しい商品の開発という大きな課題に取り組む必要があります。また、品質の良い金沢箔を作り出す技術の継承で、後継者の育成にも力を注ぎ業界の発展振興に貢献することが大切であります。

幸いにも、2015年に開業した北陸新幹線効果が現在も持続しており、2020年の東京オリンピック開催、国立近代美術館工芸館の金沢移転、縁付金箔製造がユネスコ世界遺産登録に向けての動きもあり、これらを大きな好機ととらえ、金沢箔のブランド・魅力を、さらに国内外に発信してまいりたいと思っております。

2018年12月

組合概要

名称
石川県箔商工業協同組合
設立
1950年2月月28日
所在地
〒920-3122 金沢市福久町ロ172番地
電話番号
076-257-5572
代表者
理事長 蚊谷 八郎
組合員数
81事業所(2018年4月1日現在)
役員
理事長
蚊谷八郎【カタニ産業(株)】
副理事長
高岡 昇【高岡製箔(株)】
副理事長
作田一則【作田金銀製箔(株)】
副理事長
田島乗彦【(株)タジマ】
常務理事
諸江泰彦【(株)戸出惣次郎商店】
常務理事
浅野達也【(株)箔一)】
常務理事
恩地章弘【恩地金属箔粉(株)】
常務理事
今井康弘【(株)今井金箔】
常務理事
中田浩文【中田製箔所】
常務理事
松村謙一【松村製箔所】
常務理事
田中年雪【田中製箔所】

組合沿革

1888年(明治21年)
  • 有志同業組合を結成、品質・価格の協定・生産制限の実施
1914年(大正3年)12月
  • 重要物産同業組合法に基づき石川県金沢箔同業組合を設立。合金地分合法・金箔検査基準制定
1928年(昭和3年)12月
  • 内地向金箔合金所設置
1933年(昭和8年)9月
  • 金沢市殿町(現大手町)に会館を新築し上胡桃町(現兼六元町)より組合事務所移転
  • 組合内に電気合金炉を設置し金箔上澄の集中生産開始
1935年(昭和10年)6月
  • 卯辰山箔業祖記功碑建立
1944年(昭和19年)7月
  • 商工協同組合法に基づき石川県箔生産配給統制組合に改組
1947年(昭和22年)2月
  • 新制商工協同組合法に基づき石川県箔商工業協同組合に改組
1950年(昭和25年)2月
  • 中小企業等協同組合法に基づき現組合に改組
1969年(昭和44年)3月
  • 箔団地造成開始
1972年(昭和47年)1月
  • 箔団地造成完了
1977年(昭和52年)6月
  • 「金沢箔」伝統的工芸材料として通商産業大臣指定を受ける。
1989年(平成元年)12月
  • 金沢市福久町箔団地に会館を新築し組合事務所移転
2014年(平成26年)10月
  • 縁付金箔製造が文化庁の選定保存技術に認定